米マイクロン、持続的黒字目指す-エルピーダの全株取得完了

半導体メモリーメーカー、米マイク ロン・テクノロジーは31日、会社更生手続き中のエルピーダメモリの全 株式を取得したと発表した。買収額は20億ドル(約1960億円)。マイク ロンはパソコン(PC)やモバイル機器に用いられる半導体メモリーの 不安定な市場で持続的な黒字の実現を目指す。

マイクロンのマーク・ダーカン最高経営責任者(CEO)は、飽和 状態となりつつある半導体メモリー業界において、これまで利益を損な ってきた価格変動を乗り切るために十分な規模が得られたと述べた。同 社の通期決算は過去10年間で5回赤字となった。

脱落する企業が続出する半導体メモリー市場で、マイクロンは韓国 のサムスン電子やSKハイニックスと競争している。米テキサス・イン スツルメンツ(TI)やインテルは市場から撤退し、エルピータと独キ マンダは破綻した。米ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリス ト、ベッツィー・バン・ヒーズ氏は、残るメーカーは現在、競合他社か ら市場シェアを奪うための増産ではなく、黒字の確保に軸足を移してい ると説明した。

原題:Micron Seeks Profit Even in Worst of Times With Elpida Deal (1)(抜粋)

--取材協力:Lisa Rapaport. Editors: Reed Stevenson, Niamh Ring

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE