トヨタ:4-6月純利益はGMの3倍の可能性-アベノミクス

4-6月の世界自動車販売台数でト ヨタ自動車は米ゼネラル・モーターズ(GM)の後塵を拝したが、利益 面ではそうならないだろう。トヨタの稼ぎはGMの3倍になっている可 能性がある。

トヨタは2日に4-6月の決算を発表する。ブルームバーグが集計 したアナリスト4人の純利益予想の平均は4412億円(約45億ドル)とな っている。前年同期比では52%増となる。一方、欧州事業が引き続き赤 字のGMは先週、同期の純利益が23%減の14億ドルだったと発表してい る。

トヨタの利益拡大が見込まれている背景には、デフレ脱却を掲げる 安倍晋三首相が経済政策「アベノミクス」を推進しており、円安が進行 して輸出企業が恩恵を受けていることがある。

トヨタはこれまで、リーマンショック、大量リコール問題、自然災 害、円高に見舞われてきたが、今期(2014年3月期)業績予想で6年ぶ りの利益水準に回復すると予想している。

アトランティス・インベストメント・リサーチのエドウィン・マー ナー氏はトヨタについて、市場シェア拡大を狙うのでなく、利益率の引 き上げを目指す正しい戦略をとってきたと指摘する。

7月末まで年初来の株価で、トヨタ株は49%の上昇となり、国内自 動車メーカー大手の中で抜きん出ている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE