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【FRB要人発言録】9月決定なら累積情報重視-スタイン氏

6月24日から30日までの米連邦準備 制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<6月28日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(カリフォルニア州ローナー トで講演):財政収縮が続いても景気が勢いを維持できることを確信す る必要がある。またもう少し時間を置き、インフレが期待値を下回らな いことを見届けるのが賢明だ。

スタインFRB理事(ニューヨークでの講演で):バーナンキFRB議 長が先週の記者会見で債券購入終了の目安として失業率7%に言及した のは、労働市場の見通しが大幅に改善されるまでというこれまでのあま り明瞭でない概念に具体性を持たせることを意図したものだ。

スタイン理事(ニューヨークでの講演で):(緩和策縮小に関して)例 えば9月に決定する際に、現行プログラムが始まって以降累積している 大量のニュースを最重要視し、会合の数週間前に発表された経済指標に は過度に影響されないということを明確にすべきだ。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ウェストバージニア州でのパネル討 論会で):追加緩和策のコストと便益を考慮すると、その見通しは暗 い。追加緩和策が現時点で実質的な経済成長に一段の刺激を与えるとは とても考えられない。

ラッカー総裁(パネル討論後記者団に発言):9月のFOMCが資産購 入ペースを最初に引き下げる決定を下す場として間違いなく候補にな る。いかなる決定も経済データ次第だ。

<6月27日> ダドリーNY連銀総裁(NYでの講演で):労働市場の状況と経済成長 の勢いが連邦公開市場委員会(FOMC)の予想よりも良くない場合、 そうした状況は近年見られたことだが、資産購入はペースを速めた形で より長期間継続されるとみている。

ダドリーNY連銀総裁(NYでの講演で):(政策金利の引き上げは) ずっと先になる可能性が非常に高い。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ジョージア州での講演で):(バ ーナンキ議長が年内に金融緩和策を縮小させる可能性があると発言した ことに関して)バーナンキ議長は禁煙パッチを柔軟に使おうと話したの に対して、一部の市場関係者は議長が直ちに禁煙すると述べたかのよう に受け止めた。

パウエルFRB理事(ワシントンでの講演で):(景気が弱くなれば) 債券購入を縮小する前に様子見するか、債券購入を拡大する可能性すら ある。(当局者の予想以上に経済成長が加速した場合には)ある程度早 急に縮小させる可能性もある。

<6月26日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンのイン タビューで):資産購入の縮小とはバランスシートの増加ペースを鈍化 させることにすぎない。まだバランスシートの縮小には程遠い。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(CNBCのインタビューで): 失業率が7%を付けるのは2014年の後半と予想している。少なくとも、 失業率が7%未満になるまで資産購入を継続する政策を支持する。

<6月24日> コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(電話会議で記者団に): FOMCへの市場の反応は心配に及ばない。インフレ率が目標の2%に 戻らないのではないかと懸念している。抑制されたインフレが資産購入 の長期化を正当化する可能性がある。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ロンドンで記者団に):債券利回りの 緩やかな上昇について心配していないが、急上昇した場合は懸念するだ ろう。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ロンドンで):(債券購入縮小の表明 について)われわれがことで語っていることは元に戻すということだ。 「出口」という文言はこの場合適切でない。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(電話会議で記者団に):量的緩 和の終了後も金融政策は「かなりの期間」緩和的であり続るとFOMC は声明で強調する必要がある。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(声明で):FOMCのコミュニ ケーションでは景気回復が一層進んだ場合に政策がどう展開されるのか について、詳細が不十分だ。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ロンドンでの講演で):(FOMCに 参加する19人の予想通りに景気回復が進んだ場合は)刺激策を縮小すべ きという点で、バーナンキ議長に完全に同意する。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(声明で):FRBのさらなる資 産購入の便益と費用が不透明であることから、米経済が完全に回復する 前に資産購入を停止する必要があるかもしれない。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(声明で):インフレ率の中期見 通しが2.5%未満にとどまり長期インフレ期待が十分に抑制されている 限り、失業率が7%を下回るまで資産購入を継続すべきだ。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(声明で):インフレ率の中期見 通しが2.5%未満で長期インフレ期待が十分抑制される限り、少なくと も失業率が5.5%を下回るまでフェデラルファンド(FF)金利誘導目 標を異例の低水準に据え置くべきだ。

前回の発言録はここをクリックしてください。

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