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米国株:反落、金融当局者の発言に注目-四半期末の調整も

米株式相場は反落。金融当局者の緩 和策に関する発言が注目を集める中、四半期末の持ち高調整も見られ た。S&P500種株価指数は月間で8カ月ぶりに下げた。

技術コンサルティングのアクセンチュアは大幅安。四半期の売上高 見通しがアナリスト予想を下回ったことが嫌気された。IBMはダウ工 業株30種平均の構成銘柄の中で最も下げがきつい。損益が予想外に赤字 となったブラックベリーは過去12年で最大の下げを記録した。

S&P500種株価指数は前日比0.4%安の1606.28で終了。ダウ工業 株30種平均は114.89ドル(0.8%)下げて14909.60ドルで終えた。米証 券取引所全体の出来高はほぼ100億株と、3カ月平均を51%上回った。

バンヤン・パートナーズのチーフ市場ストラテジスト、ロバート・ パブリク氏は「米金融当局者からさまざまな発言が聞かれる。当局者が 送ろうとしているメッセージは、バーナンキ議長が先週した話より必ず しも明白ではない」と指摘。「これまでの押し目で買いを入れる理由は 見当たらなかった。少なくとも機関投資家からは追随買いがあまり入ら なかった」と述べた。

金融当局者発言

米連邦準備制度理事会(FRB)のスタイン理事は28日、バーナン キFRB議長が先週の記者会見で債券購入終了の目安として失業率7% 前後に言及したのは、「労働市場の見通しが大幅に改善されるまで」と いうこれまでのあまり明瞭でない概念に「具体性を持たせる」ことを意 図したものだったと解説した。

リッチモンド連銀のラッカー総裁は金融政策当局者がいつ、どのよ うな形で緩和策を縮小するのか議論する間、市場は不安定な動きを続け るだろうと述べた。

S&P500種は年初から13%高と、半期としては1998年上半期 (17%高)以来の大幅高となった。

MNIシカゴ・リポートの6月の製造業景況指数(季節調整済み) は51.6と、前月の58.7から低下した。ブルームバーグ・ニュースがまと めたエコノミスト予想の中央値は55だった。同指数は50が製造業活動の 拡大と縮小の境目を示す。

6月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (確定値)は84.1と、2007年7月以来の最高となる前月の84.5から低下 した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値 は83だった。速報値は82.7だった。

「下落は意外ではない」

ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式トレーディング、マネジ ングディレクターのマイケル・ジェームズ氏は「3日続伸の後、多少下 げても意外ではない。しかし、この日は四半期末に当たり、強気筋は状 況を複雑にし過ぎることは望んでいない。来週にかけて唯一確かなのは トレーダー主導の取引が続き、どちらの方向でも値動きが荒くなること だ」と述べた。

取引終了にかけて商いが大きく膨らんだ。午後3時59分以降の出来 高は37億株と、この日全体の38%を占めた。ブルームバーグがまとめた データによると、今月の出来高は平均で約71億株と、2011年11月以来の 大商いとなった。

S&P500種のセクター別ではヘルスケア株と通信サービス株の下 げが目立った。10業種のうち8業種が下げた。一方、エネルギー株と選 択的消費株は上昇した。

アクセンチュアは10%安。6-8月(第4四半期)の売上高が67億 -70億ドルになるとの見通しを示した。ブルームバーグがまとめたアナ リスト予想の平均は73億6000万ドルだった。IBMは2.3%安。

ブラックベリーは28%安。3-5月(第1四半期)決算が予想外の 赤字だったほか、売上高がアナリスト予想を下回ったことが嫌気され た。低迷する需要が響いた。3-5月期の1株当たり損失は一部項目を 除くベースで13セント。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均 は8セントの黒字だった。

原題:U.S. Stocks Fall as Investors Weigh Fed Comments, Quarter Ends(抜粋)

--取材協力:Alexis Xydias、Lu Wang、Corinne Gretler.

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