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EU首脳会議:銀行同盟の計画順調と強調、支援では姿勢後退も

欧州連合(EU)加盟各国は28日、 ユーロ圏で一元的な銀行監督が始まる来年に資本基盤の弱い銀行を支え る約束のトーンは弱めたものの、銀行同盟の計画が引き続き順調である ことを確認して2日間の首脳会議を終えた。

ブリュッセルでの同会議で首脳らは、欧州中央銀行(ECB)によ るバランスシート審査の前に銀行の再編や資本増強に備える「国ベース での支援措置を含め、あらゆる適切な措置」を講じると約束した。これ でECBが2014年にユーロ圏の銀行監督を担う方向に一歩前進した。

24日付の声明草案では、一段と強力な「総合プランと信頼できる支 援策」へのコミットメントの検討が示されていた。最終声明ではまた、 ECBのバランスシート審査とストレステスト(健全性審査)が「プロ セスを完了させる上で特に重要」との部分が削除された。ユーロ圏の安 定化基金が最終的には銀行を直接支援する「可能性」があるとの認識は 示した。

フランスのオランド大統領は首脳会議終了後に記者団に対し、「1 年前に決まった銀行同盟は作動の準備が整っている」と言明。「欧州を 将来の銀行危機から守るための監督と整理、資本注入の能力は2014年半 ばには整う」と付け加えた。

原題:EU Leaders Say Bank Plan Still on Track While Muting Commitments(抜粋)

--取材協力:Tony Czuczka、Esteban Duarte、Andrew Frye、Ewa Krukowska、Fred Pals、Jonathan Stearns、Gregory Viscusi、Jeff Black、Stefan Riecher.

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