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香港株(終了):上昇、米刺激策継続の観測で-不動産株高い

香港株式相場は上昇。ハンセン指数 は月間ベースで2012年5月以来の大幅な値下がりとなったものの、下げ 幅は縮小した。良好な経済指標が米景気見通しを明るくしたほか、米金 融当局者らが直ちに刺激策を打ち切ることはしないと市場の懸念払拭 (ふっしょく)に努め不安が後退した。この日は中国本土の不動産株が 大幅高。

売り上げの73%を北米で稼ぐ電動工具メーカーのテクトロニック・ インダストリーズ(創科実業、669 HK)は3.1%上昇。香港に上場して いる中国本土の不動産開発会社で最大手の中国海外発展(688 HK) は4.6%高。信用逼迫(ひっぱく)緩和のために政府が不動産開発会社 の資金調達に関する規制の一部を撤廃するとの観測が手掛かり。中国工 商銀行(1398 HK)も高い。

ハンセン指数は前日比363.21ポイント(1.8%)高の20803.29で終 了。前週末比では2.7%高となった。構成銘柄中、値上がりと値下がり の比率は約7対1。今月は7.1%下落。ハンセン中国企業株(H株)指 数は前日比1.7%高の9311.44。1-6月(上期)のパフォーマンスとし て2008年以降の最悪で上期を終えた。週明け7月1日の香港市場は、香 港返還記念日の祝日のため休場となる。

DBSビッカーズ香港のセールスディレクター、ピーター・ライ氏 は「相場は既に当面の底を打った」と指摘。「現在の水準は低過ぎるこ とから、ここからは上昇トレンドになる」とした上で、「最近の市場は 米金融当局の刺激策縮小示唆に過剰反応していた」と述べた。

原題:Hong Kong Stocks Rise on U.S. Data, Fed; China Developers Jump(抜粋)

--取材協力:Zhang Shidong.

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