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世界の食料システム:「不安定な」状態続く-世界銀行

世界銀行は、世界の食料システムは 向こう数年間、「不安定な」状態が続くとの見通しを示した。人口の増 加で穀物需要が拡大する一方、気候変動により天候が乱れる頻度が増え るためとしている。

国連食糧農業機関(FAO)は、2050年までに世界の人口が現在の 約70億人から90億人以上に増加すると予想されるため、食料生産を70% 増やす必要があるとの推計を示した。年間ベースの食料価格では、過 去20年間で最大規模の3回の上昇は07年以降に見られ、FAOが食品55 品目について集計している世界食料価格指数は11年2月に過去最高水準 に達した。

世銀の農業・環境サービス部門の実務指導者、マーク・サドラー氏 は27日、ロンドンでのインタビューで「穀物生産は豊作のケースもある が、消費が引き続き拡大しているため、在庫補充の能力については課題 を抱えている」と指摘。「需要は伸び続けており、その大部分は新興国 の新中間所得層の消費者の食習慣の変化によるものだ」と述べた。

原題:World Bank Sees ‘Vulnerable’ Food System on Climate Change (2)(抜粋)

--取材協力:Alan Bjerga.

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