コンテンツにスキップする

メルシュECB理事:銀行同盟の一部要素弱めれば実現危うい

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ 理事は欧州首脳に対し、銀行同盟実現に向けた措置の緩和や先延ばしを 行わないよう呼び掛けた。首脳らが資金面で圧迫されている銀行を支援 する姿勢を後退させる兆候が見られているためだ。

メルシュ理事は27日、ドイツ・ハーヘンブルクでの講演で「銀行同 盟のさまざまな要素は密接な共生関係にある」と述べた上で、「個々の 要素を弱めたり忘れたりすればプロジェクト全体の成功が危うくなる」 と指摘した。

欧州連合(EU)はブリュッセルで27日から2日間の日程で首脳会 議を開催。これまでの声明草案では、欧州中央銀行(ECB)が今年開 始する銀行資産の審査で資本不足が見込まれる銀行のためにEUは「信 頼できる支援策」を用意するとしていた。しかしブルームバーグが入手 した最新の声明草案ではこの文言が削除され、代わりにECBの審査に 先立ち各国は「あらゆる適切な措置を講じる」必要があるとの文言が付 け加えられた。

原題:Mersch Says Watering Down Parts of Banking Union Endangers Whole(抜粋)

--取材協力:Rebecca Christie.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE