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ECB出口政策はまだかなり先-クノット・オランダ中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)政策委員会 メンバー、オランダ中銀のクノット総裁は27日、ユーロ圏の経済成長が 懸念されており、ECBが現在の緩和的な金融政策を変更するのはかな り先の話だと述べた。ドラギ総裁はじめ複数のメンバーが前日示した認 識を踏襲した。

クノット氏はハーグで議員らを前に、「少なくともECBの政策に 関する限り、出口を示唆するのは随分と長い時間がたってからになるだ ろう」と言明。ユーロ圏経済の現状や低インフレに言及しつつ、域内の 景気回復が依然として脆弱(ぜいじゃく)だとも話し、「われわれは下 振れリスクについて一段と懸念している」と続けた。

ドラギECB総裁は26日にフランス国民議会(下院)で、緩和的な 金融政策姿勢を必要なだけ続けると語った。米連邦準備制度理事会 (FRB)のバーナンキ議長が先週、債券購入を年内に縮小し始める可 能性に言及したため、景気刺激策が解除されるとの懸念で金融市場はこ こ1週間ほど荒れ模様だった。

クノット氏は「金融市場は現在ではかなり落ち着いた。債券スプレ ッドや銀行の資金調達コストに混沌(こんとん)とした動きは見られな い」とし、金利環境は今でも「まずまず良好だ」と述べた。また、市場 の信頼回復には「一段の構造改革が必要だ」と強調した。

原題:ECB Monetary Policy Exit Is Very Far Away, Council’s Knot Says(抜粋)

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