コンテンツにスキップする

米フォード:円下落、日本メーカーの価格決定や販促に恩恵

米2位の自動車メーカー、フォー ド・モーターは米金融当局が緩和縮小の可能性を示唆した後、この1週 間に米国市場での販売ペースが減速した可能性があると指摘した。

米州部門のジョー・ヒンリクス社長は27日、ミシガン州ディアボー ンで記者団に対し、「自動車業界は6月前半は非常に好調だったが、こ こ1週間は若干減速したかもしれない」と述べた。フォードは金利上昇 をめぐる懸念が消費者心理に悪影響を及ぼしているかどうかについて、 注視していると説明した。

このほか同社長は、円の下落が日本メーカーによる価格決定および インセンティブ(販売奨励策)に効果を表しつつあるとの見方を示し た。フォードのアラン・ムラリー最高経営責任者(CEO)は先週、日 本が円相場を操作していると指摘していた。

ヒンリクス社長は「通貨切り下げを利用していると思われるような ビジネスが見受けられる」とし、「全て日本で生産される『プリウス』 のインセンティブが引き上げられた。『レクサスES』のインセンティ ブも今年大幅に拡大した」と述べた。プリウスのハイブリッド車とレク サスはトヨタ自動車が生産している。

原題:Ford Says Sales Slowed as Fed Signals Sapped Confidence (1)(抜粋)

--取材協力:Megan Durisin、Bill Koenig.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE