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スワン豪財務相が辞任-ラッド氏の首相返り咲き見通しで

オーストラリアのスワン財務相兼副 首相が26日、辞任した。自身との友好関係が悪化して敵対するようにな ったラッド前首相が与党労働党の党首選挙で勝利し、首相の座に返り咲 くことが濃厚となったためだ。

スワン氏(58)は、ラッド氏率いる労働党が2007年の総選挙で勝利 して与党に復帰して以来、財務相を務めていた。ラッド氏を退陣させよ うとするギラード首相の意向を支持した10年6月からは、副首相も兼務 していた。ラッド氏はスワン氏の後任を指名していない。

スワン氏とラッド氏は08年のリーマン・ブラザーズ・ホールディン グス破綻に伴う世界的な信用収縮に資金供給や銀行保証といった措置で 対応。豪州がリセッション(景気後退)に陥らない期間はスワン氏の下 で22年間に延びた。先進国の多くが低成長に見舞われる中で、スワン氏 は鉱業の活況を抑制することを余儀なくされた。鉱業活況で豪ドルは急 上昇し、労働党の支持基盤である製造業に打撃となった。

原題:Swan Quits Treasury as Friend-Turned-Foe Rudd Regains Leadership(抜粋)

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