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安倍首相:参院選でねじれ解消を、3年間は経済に集中-記者会見

安倍晋三首相は26日夕、通常国会閉 幕を受けて記者会見し、7月の参院選(4日公示、21日投開票見通し) について「必ずやねじれを解消しなければならない。そう決意をしてい る」と述べた。衆院解散がない限り、国政選挙が予定されていない参院 選後の3年間はデフレからの脱却など経済政策に集して取り組む考えも 明らかにした。

参院では野党が多数派を占める「ねじれ」状態にあり、今回の選挙 で自民、公明の連立与党が非改選と合わせた過半数を確保できるかが焦 点となっている。各党が前哨戦と位置付けていた23日投開票の東京都議 選では自民、公明両党の候補者が全員当選し与党の圧勝に終わった。

安倍首相は26日の参院本会議で首相問責決議が可決したことについ て「これこそがねじれの象徴だ。この問責決議によって電力改革のため の法案など重要な法案が廃案となってしまった」と語った。参院選につ いては「ねじれを解消して政治の安定を取り戻さなければ日本の国力は 回復しない。ねじれを解消する、与党で過半数を目指していきたい」と 訴えた。

参院選後の政策課題としては「15年間続いたデフレから脱却をす る、これは歴史的な大事業だといってもいい」と指摘。ねじれを解消し た場合は「政治の安定を得た3年間、基本的にはそこに集中していく」 と述べ、デフレ脱却など経済再生を最優先課題に取り組む方針を示し た。

参院は定数242。自民、公明両党の非改選議席は山崎正昭副議長を 含めて計59で今回の参院選で63以上を獲得できれば過半数の122を超え る。公明党が改選議席の10を確保できれば自民党単独では53で与党が過 半数に届く。

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