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今日の国内市況(6月26日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株3日続落、中国警戒強く素材や海運、商社売り-マザーズ急落

東京株式相場は3日続落。中国人民銀行の流動性供給声明後も中国 株が下げ止まらず、中国経済に対する警戒感を払しょくできなかった。 非鉄金属やガラス・土石製品など素材関連、海運や商社株の一角など中 国経済との連動性が高い業種が安い。サービス、建設など内需関連株も 売られた。

TOPIXの終値は前日比9.38ポイント(0.9%)安の1069.28、日 経平均株価は135円33銭(1%)安の1万2834円1銭。

コモンズ投信の糸島孝俊シニアポートフォリオマネジャーは、「金 利やシャドーバンキングの問題が言われる前から、中国はもともと構造 的な問題を抱えていた。注視する必要がある」と指摘。ただ、現状の為 替水準では日本の第1四半期業績の上振れ余地、参院選以降の法人税減 税期待もあり、「日本株は割安」との見方を示している。

●債券先物は続伸、株安・円高や需給底堅く-入札控えて2年債は軟調

債券相場は小幅続伸。米国長期金利の上昇や日本銀行による長期国 債買い入れオペの見送りで売りが優勢だったが、株安・円高基調や債券 需給の良さが支えとなった。一方、あすに2年債入札を控えて2年ゾー ンは軟調に推移した。

東京先物市場で中心限月の9月物は前日比17銭安の142円07銭で開 始。日銀が午前10時10分の金融調節で長期国債買い入れオペを見送る と、22銭安の142円02銭まで下落した。その後は株価の伸び悩みを受け て下げ幅を縮め、午後の開始後には4銭高まで上昇。その後はもみ合い となり、結局は1銭高の142円25銭で引けた。

三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストは、高く始まった日 本株が中国株安を受けて下落した動きに伴い、債券は値を戻したと説 明。「為替が円高に振れていることも円債市場に追い風となっている」 とも話した。円は対ドルで1ドル=97円台前半まで上昇した。

●円がほぼ全面高、中国発の株価続落受け買い優勢-対ドルは97円半ば

東京外国為替市場では、円がほぼ全面高。中国の景気減速懸念から 続落している上海総合指数に追随する格好で日本株も安くなる中、リス ク回避の動きに伴う円買いが優勢となった。

午後3時26分現在の円は主要16通貨のうち14通貨に対して上昇。ド ル・円相場は1ドル=97円48銭前後で推移している。早朝には前日の米 株高・円安を引き継ぐ形で97円台後半から98円24銭までドル高・円安が 進んだが、午前の取引終盤から株価が失速すると、円買いが優勢となっ た。午後の取引終盤には一時97円36銭を付けた。

三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストは、相場の動きにつ いて、「円高・株安あるいは円安・株高という元の組み合わせに戻って いる」と指摘。また、「今週に入って上海株を起点とした動きが続いて いる。米国と中国が金融引き締め気味に動いており、中国株はまだ下落 するのではないか」と言う。

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