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米銀は住宅担保融資の延滞増加に直面も-ムーディーズが予想

ホームエクイティローン(住宅担保 融資)を手掛ける金融機関は、借り手がペイメントショック(支払い負 担の急増)を迎える2年後あたりから延滞増加に見舞われる可能性があ る。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがこうした 見方を示した。

ムーディーズは25日のリポートで、ホームエクイティローンの大半 は2008年の金融危機前の住宅バブル時代に契約されたもので、当時の契 約の承認基準は「極めていいかげん」だったと分析。これらのローン は2015-17年に10年目の金利変更時期を迎え、利息に加え元本の返済も 始まるが、借り手の一部は返済不能となる見通しだと説明した。

ホームエクイティローンは米連邦準備制度による今年の米銀ストレ ステスト(健全性審査)で不良債権の主要因の1つに挙げられた。

ムーディーズの金融担当アソシエート・マネジングディレクター、 ショーン・ジョーンズ氏は電話インタビューで、「これにより米銀の不 良債権水準の改善ペースは鈍化するだろう」とした上で、「米経済の他 の分野が緩やかに回復する中でも不良債権水準が高止まりすることを示 す新たな根拠だ」と指摘した。

原題:Banks Could Face U.S. Home-Equity ‘Payment Shock,’ Moody’s Says(抜粋)

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