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金相場下落、南アの産金会社への打撃深刻-生産コスト高騰で

南アフリカ共和国の産金会社ほど金 相場下落の打撃を大きく受ける企業はないだろう。同国の鉱山は採掘深 度が大きく、コストも高い。労働者は給与を2倍以上に引き上げるよう 要求している。

金相場は四半期ベースで過去最大の下落を示し、1オンス当た り1270ドル近辺まで下げた。ブルームバーグが集計したデータによれ ば、この水準は既に、南アの産金会社シバンエ・ゴールドやハーモニ ー・ゴールド・マイニング、ゴールド・フィールズにとって生産コスト と設備投資コストを下回っている。ブルームバーグ・インダストリーズ によれば、ハーモニーの南アでの生産コストは、生産量で世界の上位産 金会社12社のうち最も高い。

SBGセキュリティーズのアナリスト、デービッド・デービス氏 (ヨハネスブルク在勤)は「1オンス当たり1400ドルは、下回ってはな らない水準だ」と指摘。「労働組合が要求する給与水準と南アの鉱山が 支払える額はかけ離れている。争議が終了するまでには長期にわたる交 渉が必要だろう」と述べた。

南ア政府によると、昨年は鉱山でのストライキや暴動によって少な くとも44人が死亡。ストなどの影響で経済成長は0.5ポイント低下した と推計されている。

原題:Gold Bear Market Hits Hardest in South Africa Mines: Commodities(抜粋)

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