コンテンツにスキップする

アルゼンチン、米最高裁に審査要請-国債訴訟の高裁判断で

アルゼンチンは米連邦最高裁に対 し、同国の国債デフォルト(債務不履行)に関連してニューヨークの連 邦高裁が下した判断について審査するよう要請した。

同高裁は昨年10月、資産家ポール・シンガー氏率いるエリオット・ マネジメントや傘下のNMLキャピタルなどデフォルト債保有者への支 払いが行われない限り、アルゼンチンの債務再編に応じた投資家への支 払いを実行できないとの判断を下した。

アルゼンチンは24日の米連邦最高裁への申し立てで高裁の判断は間 違いだと主張。「外国による自国領土内での活動への前例のない侵害で あり、米国の外交上の著しい懸念を提起するものだ」とし、審査を求め た。同国は外国政府に対する訴訟を制限する米国の外国主権免除法を連 邦高裁が適切に適用しなかったと指摘した。

この訴訟の一部は連邦高裁で引き続き係争中で、高裁がいつでも判 断を下す可能性があるため、その前に最高裁がアルゼンチンの申し立て を受け入れる可能性は低い。

同国はデフォルト債保有者に直ちに支払うよう強制されれば、さら に430億ドル(約4兆2000億円)を請求され、履行できず新たなデフォ ルトに陥る恐れがあると警告している。

エリオット・マネジメントの広報担当、ピーター・トゥルエル氏は アルゼンチンによる最高裁への申し立てについてコメントを控えた。

原題:Argentina Asks U.S. Supreme Court to Hear Bond-Default Case (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE