コンテンツにスキップする

欧州株:反発、中国の信用逼迫懸念が後退ー米経済指標も好感

25日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は前日付けた6カ月ぶり安値から反発した。中 国人民銀行(中央銀行)の措置で信用逼迫(ひっぱく)懸念が後退した ことが手掛かり。米経済指標で、耐久財受注や新規住宅販売件数、消費 者信頼感がエコノミスト予想を上回ったことも支援材料となった。

フランスの自動車メーカー、プジョーシトロエングループ (PSA)は4.9%上昇。欧州でクロスオーバーの新型モデル「2008」 の受注数が2万6000台を超えたと発表した。仏建設会社のバンシ は3.9%高。ベレンベルグ銀行が同銘柄の投資判断を「買い」で始め た。半導体設計を手掛ける英ARMホールディングスは3.6%上げた。 インベステックによる買い推奨が好感された。

ストックス欧州600指数は前日比1.5%高の279.69で終了。2カ月ぶ りの大幅高となった。

HSBCホールディングスの資産配分部門の世界責任者、フレデリ ック・ナーブランド氏(ロンドン在勤)はブルームバーグテレビジョン に対し、「4月以降、リスクオフの状態にあるため、現在は買うタイミ ングを計るのが難しくなっている」とし、「リスクをとるためには、相 場が安定しなければならない。景気見通しが一段と安定するのが必要 で、これには時間を要する」と語った。

中国人民銀行が25日ウェブサイトに掲載した声明によると、短期金 融市場の安定を図る目的で複数の金融機関に流動性支援を提供した。中 銀はまた、短期流動性オペや常設の融資ファシリティーなどの政策手段 を通じて銀行システム内の流動性を調節し市場の期待を安定させると表 明した。

25日の西欧市場ではイタリアを除く17カ国で主要株価指数が上昇し た。

原題:European Stocks Rebound on China Liquidity Comments, U.S. Data(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE