コンテンツにスキップする

任天堂:第2の「スーパーマリオ」狙いゲームの作り手を拡大

ゲーム業界最大手の任天堂は、「 Wii(ウィー)U」など自社のゲーム機用のソフトウェアを開発する プラットホームを公開することで、開発者のすそ野を広げることを狙っ ている。年末商戦にライバル機が発売されるのを控え、ゲーム開発の難 易度を下げることで、同社の収益をけん引する第2の「スーパーマリオ ブラザーズ」を生み出す狙いだ。

任天堂は、さまざまなゲーム機向けのソフトウェアを作るためのプ ログラム「ユニティ」を提供する米ユニティ・テクノロジーズと提携 し、「U」版のプラットホーム提供を開始した。

ゲームソフトは、ゲーム機の普及や売れ行きを左右する要素の一 つ。任天堂は携帯ゲーム機3DSや「U]の販売不振の原因として、ソ フト不足を挙げていた。スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレッ ト端末の普及により、無料でできるゲームが発達し、専用ゲーム機の必 要性が薄れているという事情もある。

岩田聡社長は今月、米ロサンゼルスで開かれたゲーム見本市「E 3」のアナリスト説明会で、小規模の開発者にもビジネスを展開する機 会を提供できる、と強調。開発者のすそ野を広げる取り組みに「1000件 を超える開発者からのコンタクトがあった」と明らかにした。

岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは、任天堂がモバイル端末で 遊ぶゲームに対抗するゲームを作り出せていないと指摘。開発者拡大に よってソフトが増加すればその中からヒットが生まれる可能性があると 述べた。

ソニーは新型ゲーム機「プレイステーション4(PS4)」を、米 マイクロソフトは「Xbox One」をそれぞれ年末商戦に向けて発 売する予定。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE