コンテンツにスキップする

クーレ理事:ECBの出口遠いことに疑問の余地なし、緩和継続

欧州中央銀行(ECB)のクーレ理 事は25日、現在の経済状況は同中銀の金融政策姿勢変更を正当化するも のではないとの見解を示し、非伝統的措置をECBは必要な限り継続す ると表明した。

クーレ理事はロンドンで講演。「経済成長は今年いっぱい弱い状態 が続き、ユーロ圏のインフレ率は明確に2%を下回ったままだろう」と 語った。

金利は「最終的には上がる」と述べる一方で、ECBの緩和的な金 融政策からの出口が「遠い」ことには疑いの余地がないと強調した。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が先週、米当局 が2014年半ばごろに債券購入を終了する可能性を示唆した後に世界の債 券相場は急落した。クーレ理事は「現在の経済状況に照らしてボラティ リティは過剰だ」と述べた。

クーレ理事は同時に、緩和的な政策を長く続け過ぎれば市場の価格 メカニズムをゆがめ、リスクテーク増大を促す恐れがあると警告。「長 引く流動性は市場に混乱の種をまく」と指摘した。

さらに、「国債スプレッドの現在の低水準を当然視してはならな い。従って、財政状況を持続可能なものにする各国の取り組みは手を緩 めることなく継続されなければならない」と論じた。

原題:Coeure Says There Should Be No Doubt ECB Policy Exit Is Distant(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE