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今日の国内市況(6月25日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株続落、中国株安受け午後下げ拡大場面-資源や素材、機械売り

東京株式相場は続落。中国上海株がおよそ4年半ぶりの安値水準ま で下げを拡大し、中国経済や金融システムの先行きが不安視された。石 油や鉱業など資源関連株、鉄鋼など素材関連株のほか、中国景気動向の 影響を受けやすいコマツやダイキン工業といった機械株も安い。

TOPIXの終値は前日比10.98ポイント(1%)安の1078.66、日 経平均株価は93円44銭(0.7%)安の1万2969円34銭。

大和住銀投信投資顧問の岩間星二ファンドマネジャーは、「中国の 情勢は見通しづらく、経済も好転するイメージができない」と指摘。中 国関連の銘柄を中心に日本株も影響を受けるため、「新興国の株式市場 が落ちつくまでは、日本株も上昇に転じるのは難しい」と見る。

●債券は上昇、流動性供給入札結果や株安受け-超長期ゾーン買い優勢

債券相場は上昇。きょう実施の流動性供給入札の強めの結果や株式 相場の下落を背景に、超長期ゾーンを中心に買いが優勢となった。

東京先物市場で中心限月の9月物は前日比11銭高の142円26銭で開 始し、142円27銭を付けた後、下げに転じて、午前の終了前には18銭安 の141円97銭まで下落。しかし、午後に入って中国株安を懸念して国内 が株価大幅安となると水準を切り上げ、一時は142円40銭まで上昇し た。終了にかけて上げ幅を縮め、結局は9銭高の142円24銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の329回債利回 りは横ばいの0.88%で始まり、1ベーシスポイント(bp)高い0.89%に上 昇した。しかし、午後に入ると水準を切り下げ、2営業日ぶり低水準 の0.86%まで下げた。20年物の145回債利回りは4bp低い1.73%。30年 物の39回債利回りは2.5bp低い1.875%。一方、27日に入札を控えて2年 ゾーンは売りが優勢だ。新発2年債利回りは0.15%と5月30日以来の高 水準を付けた。その後は0.135%で推移した。

●円が上昇、中国発の世界的株安を警戒-リスク回避の動き再び強まる

東京外国為替市場では円が上昇。前日の海外での円高進行のきっか けとなった中国株安がこの日も続いており、世界的な株安を警戒したリ スク回避の動きが再び強まっている。

午後2時58分現在の円は主要16通貨中15通貨に対して前日終値比で 上昇。流動性懸念で前日に約4年ぶり大幅安となった上海総合指数がこ の日も一段と下げているのに伴い、中国を最大の輸出先とするオースト ラリア・ドルなどが売られる一方、円は買われている。

外為どっとコム総合研究所のジェルベズ久美子研究員は、相場の流 れは前日と変わっておらず、中国株の動向を受けたオーストラリア・ド ル相場などの動きに注意が必要と話していた。

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