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米FTC:石油価格決定めぐる正式調査を開始-関係者

米連邦取引委員会(FTC)が原油 と石油関連製品の価格決定方法をめぐる正式な調査を開始した。欧州連 合(EU)の調査に追随する。事情に詳しい2人の関係者が明らかにし た。

情報は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれ ば、調査は今のところ予備的な段階だが、ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)の不正操作問題のように複数の管轄にまたがる調査に拡 大する可能性がある。FTCの担当者がEUによる調査の進展を見守っ ているという。

関係者は、米国内の反競争的な行為を探るため卸売・小売価格の監 視をしているFTCが今回の調査を扱うことで米司法省の反トラスト部 門と合意したと説明。司法省ではなくFTCがこの問題を担当すること になったのは、調査対象となる行為が刑事事件に発展すると米監督当局 がみていないことを示唆しているという。

関係者によると、FTCはマグロウヒル・フィナンシャル傘下のプ ラッツなど価格報告企業の原材料コスト決定への関与をめぐり調べを進 め、召喚状に相当する民事調査請求(CID)が出される見込み。

ニューヨークに本社を置くプラッツのキャサリン・タンジー氏は24 日の電子メールで、FTCはまだ同社に接触していないと説明し、監督 当局や議会に全面的に協力すると表明した。

FTCのピーター・カプラン報道官はコメントを控えた。EUの行 政執行機関、欧州委員会のアルムニア委員(競争政策担当)のスポーク スマン、アントワーヌ・コロンバーニ氏も、EUのFTCへの協力に関 する発言を控えている。

--取材協力:Liam Vaughan、Gavin Finch、Ambereen Choudhury、Stephanie Bodoni、Gaspard Sebag、Asjylyn Loder.

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