コンテンツにスキップする

中国株(終了):上海指数、下落-CSI指数は弱気相場入り

中国株式市場では、上海総合指数が 約4年ぶり大幅安となり、CSI300指数は弱気相場入りした。中国人 民銀行(中央銀行)が投機的融資の抑制に向けた取り組みを維持する方 針を示唆したほか、ゴールドマン・サックス・グループが流動性逼迫 (ひっぱく)が成長を損なっているとの見方を示したことが影響した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前週末比109.86ポイント(5.3%)安の1963.24で終 了、2009年8月31日以来の大幅な下げとなった。上海、深圳両証取のA 株に連動しているCSI300指数は前週末比6.3%安の2171.21。2月6 日に付けた終値ベースでの今年の高値2775.84から22%下落した。

中国民生銀行(600016 CH)と平安銀行(000001 CH)はいずれも 約10%下落。金融株の指数は7.6%安と、業種別で最大の下げとなっ た。人民銀は金融システムの流動性は妥当な水準だとの認識を示し、与 信拡大に伴うリスクの抑制を市中銀行に促したことを明らかにした。

万科企業(000002 CH)を中心に、不動産株も下落。万科企業 は8.8%安となった。銅生産の江西銅業(600362 CH)は2010年以来の大 幅な下げ。ゴールドマンと中国国際金融(CICC)は13年の中国の成 長率予想を引き下げた。

ABNアムロ・プライベート・バンクのアジア株調査責任者、ダフ ネ・ロート氏(シンガポール在勤)は「市場が懸念しているのは政府と 人民銀が改革続行を真に望んでおり、中小の企業や銀行の多くが生き残 れないかもしれないということだ」と分析。同氏は「長期的に経済にと って良いことが、短期的には市場にとって良くない場合がある」と語っ た。

原題:China Stocks Fall Most in 4 Years as CSI 300 Enters Bear Market(抜粋)

--取材協力:Belinda Cao、Lu Wang、Bonnie Cao.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE