コンテンツにスキップする

世界の産金業界の評価損、計170億ドルに-豪ニュークレストの計上で

オーストラリア最大の産金会社ニュ ークレスト・マイニングが決定した最大60億豪ドル(約5400億円)の評 価損計上は、産金業界の歴史で最大規模となる見通しだ。他社も同様の 決断を迫られる可能性がある。

ジェフリーズ・インターナショナルによれば、カナダのバリック・ ゴールドや米ニューモント・マイニング、南アフリカ共和国のゴール ド・フィールズも評価損を計上する可能性がある。米ニューヨーク大学 のヌリエル・ルービニ教授は、金相場が2015年までに1オンス当た り1000ドルに下落するとの見通しを示した。同教授は08年に始まった世 界金融危機を予測したことで知られる。

産金会社は金相場が上昇を続けた過去約10年間に合併・買収(M& A)に総額1950億ドルを投資してきた。各社ともニュークレストのよう に評価損を計上するリスクにさらされている。年間ベースの金相場 が2000年以降で初の下落に向かう中、米ゴールドマン・サックス・グル ープやシティグループなどは相場見通しを引き下げており、産金会社へ の圧力は強まりそうだ。

ブルームバーグが集計したデータによれば、ニュークレストを含め ると、産金会社が過去1年4カ月の間に計上した評価損は計約170億米 ドル(約1兆6700億円)に上ると推計される。

原題:Gold Miner Writedowns at $17 Billion After Newcrest Fallout (1)(抜粋)

--取材協力:Jesse Riseborough、Todd White、Kevin Crowley、Yuliya Fedorinova.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE