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ビール団体:アルミ調達でLMEに在庫滞留の解消を要請

ビール醸造会社でつくる業界団体が ロンドン金属取引所(LME)に対し、同取引所の指定倉庫のアルミニ ウム在庫を減らす取り組みを進めるよう要請した。業界団体は在庫の滞 留がビール缶の原料となるアルミの価格上昇につながっていると主張し ている。

米ワシントンを拠点とする業界団体ビア・インスティチュートの広 報担当者、クリストファー・ソーン氏が22日発表した文書によると、同 団体はLMEに対し「制約が多く、時代遅れの指定倉庫規則と慣行が需 給の正常な機能を妨げている」と指摘、同規則と慣行を取りやめるよう 要望した。

銅の加工会社などLMEを利用する実需業者はLMEの指定倉庫の 金属在庫を引き出すのに長い時間がかかるとして不満を募らせている。 LMEは在庫の引き出し率を高めることによってこれらの苦情に対処し ようとしているが、マッコーリー・グループのダンカン・ホッブズ氏ら アナリストは、新規則の導入によって在庫が大量に積み上がっている倉 庫の金属へのアクセスが改善することはないとみている。

ビア・インスティチュートは文書で「サプライチェーンの障害にな っている在庫の引き出しに関する制約の多い慣行をLMEが終了するよ う望んでいる」と主張。これにより「LMEの価格と実際のアルミ価格 が完全に食い違い、ビール会社や関連業者が妥当な期間内に公正な価格 でアルミを確保することができなくなっている」と説明した。

原題:Beer Companies Press LME to Cut Aluminum Warehouse Backlogs(抜粋)

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