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今週の米経済指標:個人消費支出は3カ月ぶりの大幅増か

今週発表の米経済指標では、自動車 の需要拡大に支えられて 5月の個人消費が3カ月ぶりの大幅増となり そうだ。

ブルームバーグがエコノミスト63人を対象に実施した調査の中央値 では、米商務省が27日発表する5月の個人消費支出(PCE)は前月 比0.3%増となる見通し。前月は0.2%減だった。その他の統計では、消 費者信頼感の指数が6年ぶり高水準に近い数字を維持するとみられ、住 宅市場は引き続き堅調で耐久財受注も増えたことが示される見込みだ。

住宅市場の持ち直しや株価上昇で家計が改善し、消費者の購買意欲 が高まる中、自動車ディーラーや飲食店、ピア・ワン・インポーツとい った家具小売業者などでは販売が上向いている。米連邦準備制度理事会 (FRB)当局者は先週、景気が上向き失業率も低下するとの見通しを 示し、債券購入を年内に縮小する可能性を示した。

ナロフ・エコノミック・アドバイザーズのジョエル・ナロフ社長は 「景気の改善が続いており、住宅市場もさらに良くなりつつある。それ が消費者信頼感に広がっているところだ」と説明。「消費者は支出をさ らに拡大しつつあり、それによって成長が緩やかなペースに維持されて いる」と述べた。

商務省が個人消費支出と同時に発表する5月の個人所得は前月 比0.2%増となる見込み。前月は横ばいだった。

所得の伸びに加え、住宅価格・販売の持ち直しも家計の改善や支出 拡大への追い風となっている。25日に発表される全米20都市を対象とし た4月の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラ ー住宅価格指数は前年同月比で10.6%上昇となりそうだ。前月は10.9% 上昇と、2006年以来最大の伸びだった。

28日発表の6月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マイ ンド指数(確定値)は83に低下する見通しだが、これは前月に付けた6 年ぶりの高水準(84.5)に近い水準だ。速報値は82.7だった。

商務省が25日発表する5月の製造業耐久財受注は前月比3%が見込 まれている。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Autos Probably Led Consumer Spending Gain: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Ainhoa Goyeneche.

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