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ヘッジファンドの金買い越し、2月以降で最大の減少

ヘッジファンドによる金相場上昇を 見込む買い越しが2月以降で最大の落ち込みを示した。米連邦準備制度 理事会(FRB)が景気刺激策を縮小する意向を表明したことに加え、 上場取引型金融商品(ETP)を通じて保有されている金が今年に入っ て540億ドル(約5兆3000億円)相当減少したことが背景にある。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ヘッジファ ンドなど投機家が保有する金の先物とオプションの買い越しは、18日終 了週に29%減少し3万8951枚となった。売りポジションは14%膨らみ、 過去8週間で最大の増加率を示した。投資家が銅と小麦に対して一段と 弱気な姿勢を取ったため、米国で取引される商品18銘柄の買い越し は2.2%減少した。

USバンク・ウェルス・マネジメントの株式担当シニアストラテジ スト、ジム・ラッセル氏は「金投資から撤退する動きが加速しているの は確かだ」と指摘。「FRBが表明した見通しは、経済的見地から見れ ば、プログラムの縮小が投資家の予想より若干速いペースで進められる 可能性があることを示唆している」と述べた。

原題:Gold Wagers Slump as $54 Billion Erased From Funds: Commodities(抜粋)

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