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NY原油:3日続落、緩和縮小観測や中国懸念でドルが上昇

ニューヨーク原油先物相場は3日続 落。2週間ぶりの安値を付けた。ドルの上昇を嫌気して売りが優勢にな った。米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月に月間の債券購入額を 減らすとの見通しや、中国の流動性逼迫(ひっぱく)で同国の経済成長 が抑制されるとの懸念がドル高につながった。

原油相場は週間ベースで3週間ぶりに下げた。ドル指数は2週間ぶ りの高水準に達した。ブルームバーグが19-20日に実施したエコノミス ト調査によると、FOMCが9月の会合で緩和縮小に動くとの回答は 約44%となった。4-5日実施の調査では27%にとどまっていた。前日 には中国の1日物レポ金利が過去最高を記録し、中国人民銀行(中央銀 行)が流動性を供給せざるを得なくなるとの思惑が高まった。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「ドル 上昇は明らかに原油相場を圧迫している。FOMCが支援を減らしてい るため原油は下げている。中国の状況や同国の銀行システムが混乱する 可能性への懸念は強い」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日 比1.45ドル(1.52%)安の1バレル=93.69ドルで終了。終値としては 4日以来の安値となった。

原題:Crude Falls to Two-Week Low as Dollar Climbs on Fed Expectation(抜粋)

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