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今日の国内市況(6月21日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株反発、小売や輸出関連高い-週末買い戻しで午後出直る

東京株式相場は反発。週末を控えた持ち高調整の買い戻しに加え、 投資指標面での割安感から買いを入れる動きも出て、主要株価指数は午 後に切り返した。小売や倉庫、通信など内需関連株の一角、午後に入り 為替が円安方向で推移した影響もあり、精密機器や電機など輸出関連株 が高い。

TOPIXの終値は前日比7.59ポイント(0.7%)高の1099.40、日 経平均株価は215円55銭(1.7%)高の1万3230円13銭。

BNPパリバ・インベストメント・パートナーズの清川鉉徳運用本 部長は、「このところ日経平均が1万3000円を割り込むと、下げ渋る動 きが出てくる傾向にある」と指摘。きょうも午前終盤から底堅さを示し たため、午後に入ってから「それまで先物を売っていた向きが買い戻す 向きを強めた」と言う。

●債券は下落、米金利上昇や日銀買いオペ見送り-FRB議長発言余波

債券相場は下落。前日の米国債市場で長期金利が1年10カ月ぶりの 水準に上昇したことや日本銀行が長期国債の買い入れオペを見送ったこ とが売り手掛かりとなった。

東京先物市場で中心限月の9月物は前日比12銭安の142円46銭で開 始。午前10時10分の日銀金融調節で長期国債買いオペの通知がないこと が判明すると水準を切り下げ、一時は141円80銭まで急落。午後は国内 株価の上昇転換が重しになっていたが、終了にかけてやや持ち直し、結 局は48銭安の142円10銭で引けた。

パインブリッジ・インベストメンツの松川忠債券運用部長は、米連 邦公開市場委員会(FOMC)後のバーナンキ連邦準備制度理事会 (FRB)議長の会見以降、円債市場では売りに拍車が掛かっていると 指摘。「今後1年程度かけて債券購入量を減らす中長期的な話で、米金 利上昇に備えて債券に売りが出ており、均衡点をみいだそうとする展 開」だと説明した。

●円がほぼ全面安、日本株の反発で売り加速-対ドルは97円台後半

東京外国為替市場では、円がほぼ全面安。日本株が午後から反発し たのに伴い、円売り圧力が一気に強まった。対ドルでは一時1ドル=97 円台後半と前日に次ぐ今週の円安水準まで下落した。

午後3時20分現在の円は、主要通貨16通貨のうち15通貨に対して前 日終値比で下落している。午前には株安を背景に全面高の展開も見られ ており、この日は株価動向で相場が大きく揺れた。

上田ハーロー外貨保証金事業部の吉松武志氏は、この日の相場につ いて、「注目材料の少ない時には、中長期的な視点に立つFOMC予測 も材料視されるため、ドル・円は上値をうかがう」とした上で、「ビッ グイベント通過後の一服感がある上、週末要因や利益確定の動きに押さ れる事もあるので、その動きには注意が必要」と述べていた。

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