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独がキプロス型条件を主張、優先債権者も損失負担-ESM支援

ユーロ圏の防火壁である恒久的救済 基金、欧州安定化メカニズム(ESM)から経営の行き詰まった銀行へ の直接支援を可能にする前提として、預金保険で保護される預金者を除 く全ての債権者への損失負担の強制をドイツなどが強く主張している。 欧州の当局者2人が明らかにした。

欧州連合(EU)が経営難に陥った銀行の事業再編に関する広範な ルール策定を進める中で、ルクセンブルクで20日に開かれたユーロ圏財 務相会合では、民間セクターの債権者にどのような形で損失を負担させ るかをめぐり意見が対立した。財政に打撃を与えることなく、銀行が ESMの資金を利用できる枠組みで財務相らは合意を目指している。

当局者2人によれば、ドイツとフィンランド、オランダは、ESM による支援を検討する前に優先債権者にも損失を負担させるよう要求。 公的資金による事業再編を開始する前に劣後債の保有者と株主にだけ債 務の減免を求めるとしている欧州委員会の立場とは大きな開きがある。

ドイツの主張が通れば、ユーロ圏における将来の銀行救済は、アイ ルランドやスペイン、オランダに対して採用された手法ではなく、キプ ロスの救済条件により近いものになると予想される。

原題:Germany Said to Seek Cyprus-Style Wipeouts in ESM Bank Aid Rules(抜粋)

--取材協力:Stephanie Bodoni、Mark Deen、Rainer Buergin、Corina Ruhe、Jonathan Stearns、James G. Neuger、Anabela Reis、Karl Stagno Navarra.

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