コンテンツにスキップする

シンガポール煙害、最悪レベルに-インドネシアと非難の応酬

シンガポールのスモッグは21日、過 去最悪のレベルに達し、同国は煙っぽい濃いもやに覆われた。隣国イン ドネシアではスマトラ島での森林火災が終息せず、両国は煙害の責任を めぐって非難の応酬を展開した。

シンガポール環境庁(NEA)のウェブサイトによると、大気汚染 指数は同日午前11時に危険レベルの400と過去最高を記録。マレーシア 当局によると、シンガポールとの国境に近いジョホールの大気汚染も依 然、危険な水準となっている。

シンガポール国際問題研究所のサイモン・テイ所長は21日のブルー ムバーグテレビジョンのインタビューで、シンガポール人にとどまらず 同国内のオフィスに勤務する外国人らも「多くのフラストレーションや 怒りを抱いている」と述べた。

シンガポールのリー・シェンロン首相は20日、インドネシアのユド ヨノ大統領に書簡を送り、「重大な懸念」を表明するとともに、シンガ ポールやマレーシアの企業に「不法な焼却」の責任があると示唆したイ ンドネシア当局者の発言をめぐり、証拠提出を求めた。

インドネシア紙ジャカルタ・グローブによると、同国のラクソノ調 整相は「シンガポールは子どものように騒ぐべきではない」と記者団に 語った。

両国は煙害をめぐってこれまでも非難合戦を展開。マレー半島は過 去数十年間にわたって、インドネシア領のスマトラ島やボルネオ島の森 林火災による煙が東西から流れ込み、煙害に見舞われてきた。

原題:Smog at Hazardous as Singapore Spars With Jakarta on Fires (2)(抜粋)

--取材協力:Kenneth Foo、Chou Hui Hong、Ranjeetha Pakiam、Daniel Ten Kate、Neil Chatterjee.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE