コンテンツにスキップする

救済基金の直接資本注入、最大600億ユーロで合意-欧州財務相

ユーロ圏の財務相らは経済改革の処 方箋に責任を持って取り組むことを再確認し、世界市場の混乱がユーロ 圏に新たな動揺を引き起こすのではないかという懸念を退けた。

財務相らは20日にルクセンブルクで会合を開催した。ドイツを中心 とする北部欧州諸国が危機対応コストの抑制を目指す中で、ギリシャに 公務員削減目標の達成を要求し、キプロスの支援条件を緩和する可能性 も否定。資金繰りに行き詰った銀行への将来の支援にも厳しい条件を求 めた。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のダイセルブルーム議長 (オランダ財務相)は会合後に記者団に対し、「われわれが7月にギリ シャ審査で最終合意に達するという前提」について、ギリシャが直面す る問題はないと発言。ギリシャの「プログラムへの資金提供は少なくと ももう1年完全に保証される」と語った。

財務相らはユーロ圏の恒久的な救済基金である欧州安定化メカニズ ム(ESM)による銀行の直接支援も討議。債権者と各国政府が銀行破 綻に最初に対応し、ESMの関与後も政府に少なくとも20%のコスト負 担を求める案が検討された。

ユーログループは、5000億ユーロ(約64兆3600億円)規模のESM から欧州の問題行に600億ユーロまで直接資本注入できると発表。直接 支援が行われるのは、欧州中央銀行(ECB)の下で欧州の銀行監督が 一元化される来年後半以降になる見通し。

原題:Euro Chiefs Recommit to Crisis Strategy as Global Markets Plunge(抜粋)

--取材協力:Stephanie Bodoni、Anabela Reis、Jonathan Stearns、Mark Deen、Rebecca Christie、Rainer Buergin、Corina Ruhe、Radoslav Tomek、Jeff Black、Karl Stagno Navarra.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE