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NY原油:7カ月ぶり大幅安、中国不安とFRB議長発言で

ニューヨーク原油先物相場は7カ月 ぶりの大幅安。中国に成長減速の兆しが出たことと、バーナンキ米連邦 準備制度理事会(FRB)議長が年内に債券購入ペースを緩め始める可 能性を示唆したことが響いた。

中国の製造業活動を測る民間の購買担当者指数(PMI)は、活動 縮小ペースが速まっていることを示した。この日の中国金融市場では資 金が逼迫(ひっぱく)し、指標となる短期金利が過去最高に達した。バ ーナンキFRB議長は19日、年内に債券購入ペースの縮小を開始し、景 気動向次第では来年年央に終了する可能性があると示唆した。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の 市場調査ディレクター、アディソン・アームストロング氏は「中国の製 造業が下降線をたどっているのは明らかであり、資金逼迫は悪化しつつ ある」と指摘。「売り浴びせの最初のきっかけは前日のバーナンキ議長 の発言だ。中央銀行が流動性供給を続けるとの見方を根拠に商品相場が 堅調を維持していたことが、この反応から分かる」

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前日 比2.84ドル(2.89%)安の1バレル=95.40ドル。昨年11月7日以降で 最大の下げとなった。7月限はこの日が最終取引。事実上の中心限月と なった8月限は3.34ドル下げて95.14ドル。

原題:Crude Tumbles Most in Seven Months on Outlook From China and Fed(抜粋)

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