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香港株(終了):下落、QE3後の上げ消す-信用収縮を懸念

香港株式相場は下落。米連邦準備制 度理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)を発表した後の上昇分 を消した。中国の銀行の信用収縮が悪化しているとの懸念が広がったほ か、バーナンキFRB議長が年内に債券購入を縮小する可能性があると 発言したことを受け、株安が進んだ。

ハンセン指数は前日比604.02ポイント(2.9%)安の20382.87と、 昨年9月13日以来の安値で終了。ハンセン中国企業株指数(H株)指数 は同3.3%安の9265.30で引けた。

金融株や不動産株を中心に下落。世界最大の銀行、中国工商銀行 (1398 HK)は3.8%値下がり。銀行間の資金調達のしやすさを測る指標 が約7年ぶりの大幅上昇となったことが売り材料となった。

香港上場の中国本土の不動産会社で2位のチャイナ・リソーシズラ ンド(華潤置地、1109 HK)は6.9%安。売り上げの大半を北米で稼ぐ電 動工具メーカーのテクトロニック・インダストリーズ(創科実業、669 HK)は4.9%下げた。

KGIアジアのベン・クウォン最高執行責任者(COO)は、「近 いうちに信用収縮が起こるだろう」と指摘。「中国人民銀行(中央銀 行)の狙いは銀行に問題を解決するよう圧力をかけることだ。中国の景 気減速観測はすでに高まっている」と述べた。

原題:Hong Kong Stocks Erase QE3 Gains on China Credit Crunch, Fed(抜粋)

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