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中国:金融システムは経済成長を支援すべきだ-国務院の声明

中国国務院は、同国金融システムは 経済成長と構造改革をより良く支えなければならないとの見解を示し た。中国では与信急増が経済成長に結び付いていない上、銀行間の借り 入れコストが2006年以来の高水準となっている。

李克強首相が主宰した会議後に国務院が19日発表した声明によれ ば、中国当局は政府が戦略的かつ労働集約的と位置付けた産業に対する 信用支援を強化する。中国は金融リスクへの警戒も一段と強化すべきだ との認識も示した。

銀行間の資金調達のしやすさを測る7日物レポ金利は20日、少なく とも06年以来の最高水準となった。違法な資金流入の取り締まりとシャ ドーバンキング(影の金融)を制限する取り組みが借り入れコスト上昇 につながっている。中国人民銀行(中央銀行)は銀行間市場への資金供 給の手段として利用してきたリバースレポを2月7日以来見送ってい る。

交通銀行のエコノミスト、唐建偉氏はこの日の電話取材で、国務院 は預金準備率や政策金利の引き下げなど「信用収縮緩和に向けて人民銀 は何らかの緊急措置を講じるとの希望を打ち砕いた」と指摘。「経済成 長の安定化と成長モデルの調整という二者のうち、中国指導部は明らか に後者に重点を置く決断をした」と述べた。

国務院はまた声明で、金利自由化の推進や企業の海外投資促進、債 券発行拡大、初めての住宅購入を検討している人への支援に取り組む必 要があるとした。また生産能力過剰に陥っている業界のプロジェクトに 対する銀行融資を禁止すべきだとも指摘した。

原題:China Says Financial System Must Serve Economy as Rates Rise (1)(抜粋)

--取材協力:Jun Luo.

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