コンテンツにスキップする

【個別銘柄】不動産安い、クボタやニコンは急落、GSユアサ急伸

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

不動産株:三井不動産(8801)が前日比3.8%安の2631円、住友不 動産(8830)が4.9%安など。不動産業指数は東証1部業種別下落率1 位。バーナンキ米連邦準備制度理事会議長は19日、連邦公開市場委員会 が資産購入の縮小を年内に開始し、来年に終了する可能性があると発 言。国際的な資金流動性が縮小に向かうと警戒された。

中国関連株:コマツ(6301)が3.8%安の2319円、日立建機 (6305)が5.3%安、ファナック(6954)が3.2%安など中国経済の恩恵 を受けやすい機械や電機の一角が下げた。米緩和縮小による景気への影 響が不安視されたことに加え、20日発表された中国製造業民間購買担当 者指数(PMI)が予想以上に悪化したことも嫌気された。

クボタ(6326):6.4%安の1414円。ゴールドマン・サックス証券 では、タイ政府が米補助金制度の詳細を開示し、補助金を従来比2割引 き下げることを決定したと指摘。従来の補助金額はトン当たり1万5000 バーツだったが、7月1日から1万5000バーツへ引き下げられるとい う。これはクボタの先行きに対して逆風で、短期的には同社株の重しに なると予想した。

ニコン(7731):5.8%安の2327円。シティグループ証券では4- 6月期の足元取材を実施。リードタイムが長い精機事業がおおむね予定 通りとみられる一方、映像事業は需要自体が米国を中心に振るわず、非 公表の社内予算比でも軟調な推移と推察されると分析。株価の割安感は 小さいと指摘した。

原油関連株:国際石油開発帝石(1605)が3.7%安の41万7500円、 JXホールディングス(5020)が1.7%安など軟調。米国の量的金融緩 和策が年内にも変更される可能性が浮上したことを受けてきのうのニュ ーヨーク原油先物相場が下落し、20日の時間外取引も軟調推移したこと が響いた。

マツダ(7261):2.2%高の375円。ゴールドマン・サックス証券で は、今月上旬の米国現地マネジメントとのミーティング、ディーラー訪 問を経て、目標株価を430円から450円へ引き上げた。足元の米国販売は 好調でCX-5やMazda6で供給制約を抱えているほか、円高是正 などもあり、米国シェア2%超えが見えてきたと判断した。カバレッジ 相対などから投資判断は「中立」を据え置いた。

水産株:極洋(1301)が2.6%高の240円、マルハニチロホールディ ングス(1334)が2.2%高など。水産・農林業指数は東証1部業種別上 昇率1位。国連食糧農業機関(FAO)がモニターする世界の魚価格指 数は5月に168となり、過去最高を更新した。前月からは6.3%、前年同 月では16%の上昇。サケの需要増大とマグロの供給減が影響した。市況 高による収益への恩恵が期待された。

ジーエス・ユアサコーポレーション(6674):5.9%高の431円。独 ロバート・ボッシュGmbHや三菱商事との間で、次世代高性能リチウムイ オン電池の開発で合意したと20日発表した。合弁会社はGSユアサ が25%を出資し、2014年初頭から活動を開始する予定。電池のエネルギ ー蓄積容量の大幅引き上げを目指すとしている。

長谷工コーポレーション(1808):5.8%高の127円。三菱UFJモ ルガン・スタンレー証券では投資判断を「中立」から「アウトパフォー ム」へ引き上げた。目標株価は160円で据え置き。5月下旬以降の株価 調整を受け現株価水準と目標株価とのかい離が拡大したことを受けた。

JFEホールディングス(5411):1.7%高の2216円。クレディ・ スイス証券では投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に上げ た。今期のコスト削減額を従来予想から上積みし、今期経常利益予想を 上方修正。業績に安心感があることに加え、アジア市況底打ちとともに 株価反転の確度が高まったと分析した。

FUJIKOH(2405):2.5%高の491円。第4四半期(13年4- 6月)の業績が計画通り推移する見込みだとし、期末配当予想を6円か ら7円に引き上げた。業績改善を背景とした増配方針が好感された。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387):3%高 の3050円。14年2月期営業利益予想を従来の40億円から42億円へ増額修 正した。売上高には変更はないものの、コストコントロール施策が好調 に推移していることが利益を押し上げる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE