コンテンツにスキップする

金相場の急落を予測したソシエテのヘーグ氏、下落を予想

ソシエテ・ジェネラルの商品調査の 世界責任者、マイケル・ヘーグ氏(ニューヨーク在勤)は、数学を利用 して市場心理を測定し今年の金相場下落を的確に予測した。この手法を 利用し、状況はさらに悪化すると予想している。

主成分分析と呼ばれるヘーグ氏のアルゴリズムでは、商品相場の動 向がどの程度のパーセンテージで需給の影響を受けたか、そしてマクロ 経済への懸念やドル相場の流動性と変動性にどの程度関連しているかを 判断するためにインドの通貨ルピーやドイツ10年債の利回りなど27の指 標を利用する。

3カ月前、ヘーグ氏の分析で投資家が経済成長に対して強気姿勢を 強める一方、金相場の見通しに対しては弱気姿勢を取ることが示され た。同氏および同氏率いる10人のアナリストは4月2日に、相場急落の 可能性を指摘するリポートを発表。その10日後に金価格は弱気相場入り した。ソシエテ・ジェネラルは現在、金相場の10-12月(第4四半期) の平均が1オンス当たり1200ドルとなり、現在の水準を約13%下回ると 予想している。

ヘーグ氏(43)は「金投資家は、大きな外的要因を無視し、以前と は異なる姿勢を示している」と指摘。「基本的にマクロ経済や市場心理 の見通しをあまり考慮せず金を売却している。投資家が市場から出て行 っている」と述べた。

金相場は年初来で約18%下落し、年間ベースでは2000年以来の下落 となる可能性が高い。

原題:SocGen’s Haigh Sees Gold Lower After Calling Rout: Commodities(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE