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人身売買への取り組み、中国とロシアは最低評価-米政府報告

米オバマ政権は、奴隷状態にある人 々の現状と世界の取り組みについてまとめた年次報告書で、中国、ロシ ア、ウズベキスタンの評価を引き下げた。

報告書では、「強制労働や性的目的の人身売買の対象となる女性や 子供」の移送先となる国々を3段階で評価。ロシアと中国は、北朝鮮、 サウジアラビアなどと共に評価が最も低かった。調査対象となったの は188カ国で、取り組みと防止策の効果などが検討され、評価が引き下 げられたのは27カ国、引き上げられたのは14カ国だった。

報告書によると、約2700万人が何らかの奴隷状態に置かれており、 カタールの民家では南アジア人のメードが意思に反して閉じ込められて いるほか、ウズベキスタンの綿花畑では学齢期の子供たちが働かされ、 アルゼンチンの工場ではパラグアイ人が労働を強いられている。女性と 子供数百万人が性的目的で人身売買されている。これらの人々のほとん どは身元さえ確認されていない。

ケリー米国務長官は19日、「多くの人々が奴隷状態にある現状は、 米国を含め全ての国々に影響を及ぼしている。いずれの政府の取り組み も十分ではない」と指摘した。

原題:U.S. Trafficking Report Gives China, Russia Lowest Grade (1)(抜粋)

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