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NZ経済、1~3月は0.3%成長に減速-干ばつで酪農業に打撃

ニュージーランド(NZ)経済は1 -3月(第1四半期)に市場の予想以上に鈍化した。過去30年で最悪の 干ばつで酪農業が打撃を受けた。

NZ統計局が20日発表した1-3月期の国内総生産(GDP)は前 期比0.3%増加。ブルームバーグ・ニュースが集計したエコノミスト11 人の予想中央値は0.5%増だった。昨年10-12月(第4四半期)は1.5% 増。1-3月期GDPは前年同期比では2.4%増えた。エコノミスト予 想は2.5%増だった。

NZ準備銀行(中央銀行)は先週、干ばつによる牛乳生産と畜産業 への影響で1-6月(上期)のGDP伸び率は0.5ポイント押し下げら れるとの推計を示した。ただその後は2011年に地震に見舞われたクライ ストチャーチでの復興需要などで景気が上向く見通しで、NZ中銀は利 上げに動き始める可能性がある。

ANZ銀行ニュージーランドのシニアエコノミスト、マーク・スミ ス氏(ウェリントン在勤)は電子メールで、「基盤となる勢いの強まり が最終的にはコアインフレにも波及すると見込んでいる」と指摘。その 上で、「物価圧力が現在欠如していることを踏まえれば、NZ中銀が直 ちに政策金利を引き上げる必要性はないとみられる」とコメントした。

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