コンテンツにスキップする

スイス、銀行の脱税ほう助解決への法案を議会否決-起訴の恐れ

スイス議会は銀行の守秘性をめぐる 問題の解決に向けた法案を否決。米国がスイスの銀行に報復する事態に 発展する恐れが出てきた。

スイス下院は国内銀行が米当局に協力するのを認める法案を123 対63で否決した。同法案は米国人顧客の脱税をめぐる米当局との対立に 終止符を打つものだった。スイス政府は法案が否決された場合の代替策 はないと表明している。

スイスの銀行ウェゲリンは昨年に起訴され、今年1月に米国人顧客 の資金隠しをほう助したことを認めた。スイス政府は新たに国内の銀行 が米国で起訴される事態は避けたい考えだ。

ベルン大学のピーター・クンツ教授(比較法)は「米当局による起 訴が相次ぐ事態になるとは思わない。そのような最悪なシナリオになる 可能性は低い。しかし、1、2行が起訴される可能性はあると思う。だ が、誰にも先は分からない。スイスの金融セクターには訴訟リスクと訴 訟をめぐる不透明感が残るだろう。この問題がどのように終わるか全く 見えない」と述べた。

原題:Swiss Banks Face U.S. Charges as Parliament Rejects Tax Deal (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE