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米銀各行、住宅ローン債権回収で顧客対応の改善不十分-報告

シティグループやバンク・オブ・ア メリカ(BOA)など住宅ローン債権回収を手掛ける大手米銀は、持ち 家差し押さえのリスクに直面している顧客への対応改善が十分ではな い。米当局と各行との和解を受けて裁判所が指名した監視役がこうした 報告書をまとめた。

銀行の行動のモニターを担当するジョゼフ・A・スミス・ジュニア 氏は、住宅ローンの条件変更の要請への対応などを改善させるため、銀 行側にはさらなる取り組みが必要だと指摘。銀行は改善策を提出する必 要があるとしている。「全国的な住宅ローン訴訟での和解に従うととも に、顧客の信頼を取り戻すため、サービサーがさらに努力しなければな らないのは明白だ」とコメントした。

米司法省および49州の司法長官と2012年2月に達した和解に基づ き、銀行各行は新たな債権回収の基準に準拠することが義務付けられ た。銀行側が住宅差し押さえを進めるために虚偽の書類を利用していた ことが発覚し、連邦・州当局は差し押さえの実態を調査していた。

改善計画実施後も銀行が同じ地域で何度も是正を怠った場合、スミ ス氏は追加制裁のため銀行を再度提訴できる。

シティの広報担当マーク・ロジャーズ氏は電子メールで、スミス氏 の「指示に基づき、できるだけ早期の是正措置実施に向け取り組んでい る」と説明した。

--取材協力:Donal Griffin、Dawn Kopecki、David McLaughlin、Michael J. Moore、Hugh Son.

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