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英大手鉱山会社CEO報酬、23%減-M&A失敗の手痛い代償

ロンドン市場に上場する大手鉱山会 社は昨年、最高経営責任者(CEO)の報酬を平均23%引き下げた。相 次ぐM&A(合併・買収)で業績が悪化し、取締役会がCEOの責任を 問うたためだ。

ブルームバーグが集計したデータによると、時価総額10億ポンド (約1500億円)を超える鉱山会社のCEO13人の報酬の平均は2012年 に360万ドル(約3億4400万円)と、11年の470万ドルから減少した。4 月に退任した英アングロ・アメリカンのシンシア・キャロル氏の報酬の 落ち込みが最も大きく、61%減の319万ポンドだった。これとは対照的 にFTSE100指数の構成企業のCEO報酬は平均1%増加した。

マッコーリー・グループの鉱業アナリスト、ジェフ・ラージェイ氏 (ロンドン在勤)は「これらのCEOの多くは時宜を得ない買収や高額 な買収、派手な事業拡大を推し進め、結果的に株主資本を活用できなか ったため、その代償を払っている」と指摘した。

投資家の反発が強まり「株主の春」と呼ばれる動きが広がる中、英 国や米国の企業に対しては幹部報酬削減への圧力が強まっている。

原題:Mining CEOs Punished as FTSE 100 Peers Keep Pay: Commodities(抜粋)

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