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ヤフーCFO:広告収入「しばらく2桁成長」を予想

国内ポータルサイト最大手ヤフー は、広告事業収入について、今期(2014年3月期)も2桁の増加を見込 んでいる。大矢俊樹最高財務責任者(CFO)が、18日のブルームバー グ・ニュースとのインタビューで語った。スマートフォン(多機能携帯 電話)からの広告収入増などが期待されている。

大矢氏(43)は、ユーザーがサイト上で検索した言葉や閲覧中のペ ージに連動して表示する広告が「景気の波を受けにくく比較的、堅調 だ」と説明。広告事業について「しばらくは2桁成長できる」と述べ た。

ヤフーは、サイト上の広告とショッピングなどの手数料から主な収 益を得ている。前期は売り上げのうち、5割を超える1905億円を広告事 業から上げた。前の期比では15%増だった。

4-9月は総売上高1800億円(前年同期比15%増)、純利益569億 円(同9.0%増)の見込み。ヤフーは前期まで16期連続で増収増益を計 上している。

スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、ネット関連企業で は、パソコン(PC)に加えて、これらスマートデバイス向けサービス を強化する流れが強まっている。ヤフーでも、スマホ向けを優先する 「スマホファースト」方針を掲げる。

PCからスマホへ

大矢氏は、スマホなどからのサービス利用が、パソコンからの利用 を、2年以内に確実に上回ると指摘した。今年1-3月の同社のスマホ からの広告収入を見ても85億円と、前年同期比3倍近く増えた。またス マートデバイスは、同社がオンライン展開するオークションやショッピ ングとの「親和性が高い」という。

ただ大矢氏は、ショッピングやオークションを含むコンシューマー 事業の拡大には「広告より時間がかかる」と述べ、収益を「しばらくは 広告がけん引する」と説明した。同社は、19年3月期までに12年3月期 の2倍となる3300億円の営業利益を上げる目標を掲げる。

ブルームバーグ・データによると、同社株の42%はソフトバンクグ ループが保有している。孫正義ソフトバンク社長は、ヤフーの取締役会 長を務めており、宮坂学ヤフー社長は21日の株主総会でソフトバンクの 取締役に就任予定。

ヤフーは宮坂社長が昨年4月に最高経営責任者(CEO)に就任し た後、ソフトバンクとの連携を強めている。大矢氏は、ソフトバンクの 営業力が魅力と説明。今後もソフトバンクの店舗を生かした販売促進活 動などを展開する予定だ。

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