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メキシコ大統領:ペメックスの独占終了に向け法案準備

メキシコのペニャニエト大統領は、 石油・ガスの探査・生産でメキシコ国営石油会社(ペメックス)の独占 を終わらせる法案の年内可決を目指し協議を進めていることを明らかに した。市場開放を通じ経済成長の促進を狙う。

大統領(46)が描く事業モデルでは、ペメックスが外国企業や民間 企業と共同で資源開発に取り組むことを想定している。法案の詳細や憲 法改正の必要性については言及しなかった。

米エクソンモービルと英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルの 前身企業が保有していた資源や施設をメキシコ政府が国有化してから70 年余り。8年連続の原油生産の減少を食い止めるため、ペニャニエト大 統領は国際的な石油企業への市場開放に向け環境整備を進めている。米 石油産業を復活させたように、海洋掘削からシェール鉱区など広範にわ たる事業展開になるだろうと大統領は語った。

大統領は17日、ロンドンでのインタビューで、「エネルギー生産に 全て単独で取り組めるような財務力がペメックスにないのは明らかだ」 と説明、「シェールは民間企業に参入余地がある分野の一つだが、これ だけにとどまらない」と語った。

大統領によると、議会再開の9月までにメキシコ政府は税制法案と ともにエネルギー法案を提出する予定。主要3党の合意によりエネルギ ー法案は確実に年内に可決されると確信しているという。

メキシコは1976年に発見された世界最大級のカンタレル油田の埋蔵 量が減少しているため、深海やシェール層でここ10年間で見つかった埋 蔵資源の開発に必要な資本の獲得を目指している。

原題:Pena Nieto Plans End to 75-Year Pemex Monopoly in Crude Oil (1)(抜粋)

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