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G8首脳:世界経済の最悪期は過ぎた-英当局者

主要8カ国(G8)の首脳は世界経 済の最悪期が過ぎたとの認識を示した。17日に北アイルランドのエニス キレンで2日間の日程で開幕したG8首脳会議(サミット)の雇用と成 長の促進に関する討議の後にキャメロン英首相の側近が明らかにした。

側近によると、経済見通しは依然として弱いものの、日米やユーロ 圏の当局による行動や新興国経済の回復力に支えられて下振れリスクは 弱まったとの認識が示された。米国と欧州連合(EU)の自由貿易協定 (FTA)交渉の来月開始も初日会合で発表された。

さらに、金融市場の好調が大方の先進国の経済活動や雇用の改善に まだ結びついていない点や、日本が信頼できる中期的財政計画を明示す る課題に取り組む必要性についても話し合ったと、側近は説明した。

経済に関する討議の際、欧州の首脳からは「われわれは明らかな信 頼の危機を克服したが、まだ大量の作業が控えている」との指摘が聞か れた。ドイツのメルケル首相が記者団に明らかにした。同首相はまた、 成長にはEU加盟国の「健全な財政」と構造改革が必要だと語った。

メルケル首相は、20年におよぶ景気停滞を終わらせるための日本の 取り組みに対しては懸念を表明。安倍晋三首相と個別に会談したメルケ ル首相は日本の財政赤字について、「中期的に縮小する必要があるのは 間違いない」と述べた。

原題:G-8 Leaders See Worst Over for World Economy, U.K. Official Says(抜粋)

--取材協力:Svenja O’Donnell.

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