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今週の米指標:中古販売と着工件数、住宅市場の回復裏付けか

今週発表の米経済指標では、5月の 中古住宅販売と住宅着工件数は増加したことが示されそうだ。米経済の 拡大を後押ししている住宅用不動産の力強さを裏付けるとエコノミスト らはみている。

ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値によると、全 米不動産業者協会(NAR)が20日発表する5月の中古住宅販売件数は 年換算で500万戸と前月比0.6%増加し、2009年11月以来の高水準が見込 まれている。米商務省が18日発表する5月の住宅着工件数は同95万戸の 見通し。

アメリプライズ・ファイナンシャル(デトロイト)のシニアエコノ ミスト、ラッセル・プライス氏は「住宅市場は改善が続いており、建設 需要は著しく回復している」と指摘。ただ、「失業率は依然として高水 準で、インフレ率は低下している。このため米連邦準備制度理事会 (FRB)が引き続き関与するする余地があるだろう」と述べた。

住宅建設業者の心理は6月に4カ月ぶり高水準に上昇したもよう だ。ブルームバーグがまとめた予想中央値によれば、全米ホームビルダ ー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが17日発表する住宅市場指数 は45と、5月の44を上回ると予想されている。

米経済は、住宅市場の力強さが製造業の弱さを補っているようだ。 ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀がそれぞれ発表する6月の製 造業景況指数はともにほとんど進展が見られなさそうだ。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Housing Market Probably Brightened in May: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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