過去最大規模の自治体破綻を回避し たい米デトロイト市は、破綻回避策の一環として一部の無担保債の返済 を見送る。ケビン・オール緊急事態局長が明らかにした。まずは14日に 支払い期限を迎えた3970万ドル(約38億円)相当の債務返済が見送られ た。

オール局長はデトロイト・メトロポリタン国際航空内のホテルで、 債権者や職員の労働組合代表者に破綻回避策を説明した。それによると 同市は地域水道局を創設し、負債をカバーするために退職者の年金給付 額を減額する。デトロイト市はまた、10年間かけて12億5000万ドルを投 じ、公共サービスの向上と荒廃の解消を目指す意向だ。

ミシガン州のリック・スナイダー知事(共和党)は州内最大都市で あるデトロイトの監督責任者にオール局長を指名した。スナイダー知事 は同局長にコストを削減し、業務の効率化を図るとともに、負債を削減 するよう要請した。オール局長が発表資料で述べたところによると、デ トロイトが抱える負債は170億ドル相当に上る。

オール局長は「この計画は大胆だ。なぜならデトロイトが再起する には思い切った行動が必要だからだ」と資料で述べた。

原題:Detroit on Bankruptcy’s Brink Stops Paying Some Debts, Orr Says(抜粋)

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