コンテンツにスキップする

欧州株:5日ぶりに上昇、米緩和策めぐる観測で-エラン高い

欧州株式相場は5営業日ぶりに上 昇。この日発表の米経済データが予想を下回る内容で、中央銀行が刺激 策を即座に縮小することはないとの見方が強まった。指標のストックス 欧州600指数は週間ベースで4週続落となった。

アイルランドの医薬品会社エランは8.4%急伸。身売り手続きの承 認が買い材料。ドイツの建設会社ホッホティーフは4カ月ぶりの大幅 高。最大2億6000万ユーロ相当の自社株購入計画を発表した。フランス のタイヤメーカー、ミシュランは4.7%上昇。ブラジルでの5月の需要 急増が好感された。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%高の291.13で終了。前週末比 では1.5%下げ、1年2カ月で最長となる4週続落となった。米連邦準 備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が米景気に持続可能な改善が 見られれば金融緩和策の縮小は可能だと表明した5月22日以降、同指数 は6.3%下げている。

ランプ・アセット・マネジメント(デュッセルドルフ)のシニア株 式マネジャー、ミヒャエル・ボイシュネック氏は「相場動向に驚いてお らず、これ以上下げるとは思わない。やや関心があると言えば、バーナ ンキ議長が来週どんな発言をするかだ。追加刺激を含む全ての選択肢が まだ残っているのかを見極めたい」と語った。

FRBは19日まで2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC) を開催。政策決定発表後にバーナンキ議長が記者会見を行う。7月17 -18日には、金融政策に関する半期に一度の議会証言を控えている。

発表された米経済指標では、5月の鉱工業生産指数が前月比で変わ らず。エコノミスト予想の中央値は0.2%上昇だった。6月の米トムソ ン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数は82.7。前月は84.5 で、6年ぶり高水準だった。

この日の西欧市場では、18カ国中16カ国で主要株価指数が上昇し た。

原題:European Stocks Rise as Stoxx 600 Rebounds From Four-Day Decline(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE