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米シェール開発:探鉱は一段落、技術革新とコスト削減が焦点に

米国のシェール探鉱ブームが一段落 し、今後は技術革新を進めるとともに生産コストをどこまで引き下げる かが焦点となっている。

石油業界は探鉱に総額530億ドル(約5兆円)を投資してきた。今 後は画像データの改善や水平掘削などの技術革新を進め、増産を目指す 見通しだ。米国では、シェールガス・オイルの開発が年間1万カ所以上 の油・ガス井で進められている。シェールブーム開発を手掛けるチェサ ピーク・エナジー、ニューフィールド・エクスプロレーションなど大手 は、探鉱から生産技術の改善に資金をシフトさせることで株主のリター ン(投資収益率)を増やそうとしている。

ブラウン・アドバイザリーで350億ドル相当の運用に携わっている エリック・ゴードン氏は「めぼしいシェール開発が軌道に乗ったこと で、経済性の向上に焦点が移っている。掘削期間や運営費用を削減する 圧力にさらされている」と述べた。

チェサピークはオクラホマ州で数年前の10倍の効率で各井戸の周囲 の岩盤を掘削している。ニューフィールドは化学物質と鉱物の混合物を 利用し井戸を安定させている。これによって、10年前に比べると約30セ ンチメートル当たり半分のコストで原油を含んだ岩石を水平方向に10倍 の距離まで掘削できるようになった。

原題:Shale Drillers Squeeze Costs as Era of Exploration Ends: Energy(抜粋)

--取材協力:Ken Wells.

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