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トヨタ社長:愚直にやれば結果はついてくる-持続的成長に向け

自動車メーカー世界最大、トヨタ自 動車の豊田章男社長は14日、豊田市の本社で開催した株主総会で、持続 的成長に向け、生産性向上のために知恵を出し切ることや、生産のリー ドタイム(生産関連の工程)を最大限短くするなど、愚直にやっていけ ば必ず結果はついてくると強調した。

トヨタが掲げる真の競争力について株主が質問したのに対し、豊田 社長が答えた。これに関連して、新美篤志副社長は、生産プロセスには 設備や不良品率など改善余地が多いと指摘、現状に満足せず、残した課 題を解決してくと説明したほか、あくなき挑戦が真の競争力につながる との考えを示した。

豊田社長はまた、長く続いた円高が是正されつつあり、自動車市場 は米国で回復、新興国で拡大に向かっていると指摘し、これまでの逆風 が収まって攻勢だという人もいるが、スタートラインに立っただけとの 認識を示した。

一方、経営トップが自ら自動車レースに参加するとリスク管理の問 題が出てくるとの質問に対し、豊田社長は「エンジニアと現実ベースに 語りあう共通言語を持つため」と述べ、レースにより「私の、もっとい い車づくりの体のセンサーは研ぎ澄まされた」と理解を求めた。

総会では、トヨタ初の社外取締役として、宇野郁夫氏、加藤治彦 氏、マーク・ホーガン氏を迎え入れる取締役選任などの議案を了承し た。今年の総会は2時間25分で終了。昨年は1時間46分だった。

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