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ECBメルシュ理事:マイナス金利の導入は経済情勢次第

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ 理事は13日、ECB当局が金融政策手段として用いる弾薬は尽きておら ず、マイナス金利の技術的な準備も整っているとした上で、経済情勢次 第で実際に使うこともあれば、使わないこともあり得ると語った。

メルシュ理事はコペンハーゲンでのスピーチで、「物価安定を守る われわれのマンデート(責務)の下で必要と見なされれば、ユーロシス テムがそのようなマイナス金利を導入することは可能と考えられる」と 発言。「われわれが道具箱の中に用意している政策手段にマイナス金利 も含まれる。しかし、経済展望次第で導入される場合もあれば、されな い場合もあるだろう」と述べた。ECBがウェブサイトで発言内容を公 表した。

メルシュ理事はまた、「理論的には、マイナスの中銀預入金利は追 加的な緩和を提供する可能性がある」としながらも、「この動きがもた らす意図せざる副作用に同時に留意する必要がある。特にゼロのライン を越えることで、中銀の緩和の意図に逆行しかねない市場の動きを引き 起こすことが予想される」と警告した。

さらに「ECBが金融政策手段として用いる弾薬は尽きていない が、金融政策にはその限界がある」との認識をあらためて示した。

原題:Mersch Says Negative Rate in ECB Toolkit May or May Not Be Used(抜粋)

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